赤ちゃんと寝不足の日々。
噂に聞いていた通り、私も全く、その通りでした。
まとまった睡眠が取れないってこんなにも辛いのか・・・
と、実感しっぱなしの心身共にボロボロの日々を過ごしていました。
生後4ヶ月に入ってからすぐに試したスリープトレーニング、
私たちにはとても効果があったので、体験をシェアしたいと思います。
※あくまでも私達の体験談なので、実際に試す方は下記のリンクから詳細を読んだり、
担当医に相談してみてください。
スリープトレーニングの基礎
↑上のリンクを全部訳すと長すぎることになってしまうので、ぜひリンク先で
読んでみてください。
ざっくりまとめると3種類のメソッドあります。
私たちが試したメソッド
1の Cry it out メソッドを試しました。
書き出すと長くなりすぎるので、こちらのビデオが分かりやすくてお勧めです。
Cry it out メソッド 実践
- 生後3ヶ月終わり頃から、子供部屋で寝かせる。
- 生後4ヶ月に入って1週間くらい経ってから実践。
- ビデオとは違って、すでに泣いてから助けに行くまでに時間を伸ばす訓練をしていたので、私たちは12分からスタート。
- [1日目] 泣く→待つ→ なだめる を繰り返すが全然泣き止まず、きっとお腹が空いているんだと可哀想になって、哺乳瓶でおっぱいをあげてしまう。※このメソッドでは抱き上げてはダメなので、あくまでもクリブに寝かせたままです。
- [2日目] 初日と同様になかなか泣き止まず、心がまた折れて哺乳瓶の登場。しかし、なだめにいく時間は伸ばしていく。
- [3日目] 心を鬼にして哺乳瓶の登場無し。なだめに行く時間も日々伸ばし、こうちゃんもようやく泣いても抱っこしてもらえないと感じたのか泣き疲れて就寝。
- [4日目] クリブに置いて 10分位泣いたらそのまま就寝。夜は確か1回ほど起きて泣いて、自力でそのまま再度就寝。
- 以降、こういうもんだと寝方を覚えたのか、寝る前にちょっと泣いたり泣かなかったりして自力で寝る。夜中は起きても泣かずに再度眠りに戻る。
トレーニング後の効果
- 大人が寝るまでゆらゆらしなくても、自分の力で眠るスキルが身についた。
- 夜中も起きても泣き叫ぶことをせずに、再度眠りに戻るスキルが身についた。
- 夜中に何度も起き上がることがなくなったので、私たちもまとまった睡眠が取れるようになった。
- 睡眠スケジュールが決まったので、寝付かせ以外に時間ができた。
トレーニングのデメリット
- 隣近所が近いと泣き声を気にして実行できないかもしれない。
- 家族の協力・理解がないと難しい。
- 泣いているのに抱き上げられないのは親にとっても辛いし、これで本当にいいのだろうかと何度もくじけそうになる。
トレーニングを開始する前に
- 年齢が生後4ヶ月以上であること。
- 寝る前のルーティーンができていること。(次の章参照)
- やると決めたら途中で諦めないこと。(1週間位)
- 数日間いつも以上に寝不足になる覚悟があること。
- 心身共に消耗するので、パートナーとチームになって協力してやるのが好ましい。
私たちのベッドタイムルーティーン
- 夜8時(眠すぎるサインが出たら19:30でも)になったら一日置きにお風呂に入れる。※こちらでは毎日のお風呂は推奨されていないので。
- パジャマに着替えさせる。
- 部屋の電気を暗くする。
- ノラ・ジョーンズのリラックスした音楽をかける。
- 寝る前のおっぱいを哺乳瓶でたっぷりと飲ませる。
- おしゃぶりを咥えさせる。
- きのこ・オットにおやすみを言って、クリブへ移動。
- 部屋の電気を消してプラネタリウム的な星を映して風や水や鳥の音がでる機械のスイッチを入れる。(Skip Hop Moonlight & Melodies Nightlight Soother-Owl)
- こうちゃんにおやすみを言って、部屋を出て扉を閉める。
トレーニング後の感想など
なんだか偉そうにずらずらと書いていますが、実は私はスリープトレーニング乗り気ではなかったのです。やっぱり、泣き叫ぶのを見るのが辛くて、自然にいつかは寝れるようになるんだから、夜中に2、3回起きて自分がちょっと辛くても我慢すればいいかな、と。
しかしうちはオットがアメリカ人だからなのか(?)、絶対にトレーニングするぞ!と。
彼の同僚たちも友達も揃ってこれを勧めていたようで。
こういう文化なのか?日本ではあまり聞いたことがないような・・?
トレーニング中は、抱き上げて泣き止ませることができないため、長期戦を覚悟。
1人ではあまりにも大変なため、オットが大学院の冬休み期間中に強行突破しました。
本当は生後5ヶ月まで待ちたかったんですけどね。
実際やってみて、なるほど。トレーニング、必要だわ。
という感想を持ちました。
私たちはもう’眠る’という技術を既にマスターしているので、そんなこと一切考えないと思うのですが、赤ちゃんにとってはおっぱいを上手に飲むこともトレーニング、自分自身を寝付かせることもトレーニング、全てトレーニングなんだな・・・と実感しました。
私の友達の1歳過ぎの赤ちゃんはトレーニングをしていないし、夜中も2、3回起きておっぱいを飲むと言っていました。
トレーニングを始めてすぐは、きっとお腹が空いているのに泣かせておくなんて可哀想、と思っていたのですが(実際2回妥協してしまった)、オットから自分たちも夜中に何度も食事をするか?と言われ、そういえばしないなと。
今ではベビーセンサーが鳴って起きても、こっそり子供部屋を覗くとぼーっとしたり、「ほーほー」なんておしゃべりしてまたうとうとして自分で眠りにつきます。
もちろん赤ちゃんそれぞれ個性があります。
うちでは効果が抜群にあったけれど、もしかしたら他の子は何をどう頑張っても泣き止まないかもしれない。もしかしたら、生後4ヶ月じゃまだ早いから、5ヶ月まで待った方がいいかもしれない。もしラッキーなら、生まれてからほとんど泣かずに一人で眠れる赤ちゃんもいるかもしれない。(たまに聞きますが、羨ましい限りです・・・)
スリープトレーニングは義務ではないので、ご家庭や赤ちゃんの成長に合わせて取り入れたり取り入れなかったりで良いかと思います。
が、私は半信半疑だったスリープトレーニングに今とっても救われているので、
まとまった睡眠がとれず疲れ切ってしまっているのであれば、できれば試してみて
赤ちゃん・親共々たっぷり眠れてハッピーに過ごせたらいいなあと思います。
やっぱり、眠れるのと眠れないじゃ疲れの取れ方が全然違います。
それに、睡眠不足だと体調も壊しやすくなりますしね・・・
もしスリープトレーニングを考えている方がいらっしゃったら、ご家庭に合った
メソッドが見つけられますように!