7/28/2019

IN THE COMPANY OF WOMENを読んで


最近読んでいる本たち。

IN THE COMPANY OF WOMENは色々な業界で活躍されている女性がその

体験やアドバイスを一冊にまとめてあるもので、やはりそういう方たちの

お話って興味深い。

読んでいくと、私の好きなシェフのSAMIN NOSRATのページがありました。

彼女への質問で、自信喪失や逆境に陥った時にどうするか、といったものがありました。

彼女の回答は、セラピー。

別の質問で、朝一番に何をするか、というものがありました。

彼女の回答は、抗うつ薬を飲むこと。



彼女の正直な回答にハッとさせられました。

私から見て彼女は、とっても明るくていつでもハッピーで毎日とっても楽しそう。

大好きな仕事ができて、成功したキャリアがあって、世界中を旅行して、

なんて最高な人生。

こんな人生を送れて、素敵だなあと思っていました。

でも、私は彼女、彼女ではなくてほとんどの人の一面しか見えていないから、

その人の華やかで幸せそうに見える生活の中の深い部分までは知らないし、

どんなに幸せそうに見える人にでも何か悩みだったり、問題は必ずあるもの、

と改めて気付かされました。

まだ記憶に新しいAnthony Bourdain だってそう。

ソーシャルメディアで見かける人たちだって、それらはその人たちの

ほんの一部だけなのに、つい人と自分を比べてしまうことがあります。

人と比べたって、何もいいことがないのに。

ソーシャルメディアに自分の悩みを書くことがストレス解消になる人もいるかも

しれないし、それで解消されるなら全然OKだと思う。

私はというと、ソーシャルメディアには楽しかったこととか残しておきたいと

思うことしか基本的には載せないので、私が他のひとたちのことをそう

思うように、私もまた何も問題も悩みもなさそうでいいなと思われている

のかもしれない。

でも、Saminが正直に回答してくれているように、

みんなそれぞれ何かを背負って、それを周りには見せずとも葛藤したり

苦しんだりしているもの。

Saminは本当にいつみても明るいハッピーな人なので、え!

とビックリして、でもほんの一部しか知らないんだった、と思ったのでした。

そこのところ、忘れがちなので常に心に留めておきたいなと思いました。




7/04/2019

愛車のお別れと新車購入


先週末、新車を購入してきました。

いままでずっと乗ってきた車とは同じ日にお別れをしました。

お別れをした愛車は、とりわけ大好きというわけではなかったのですが、

私が渡米してからオットと二人で初めて一緒に買った車でした。

新車で買ったにも関わらず、故障で数えきれない回数ディーラーへ修理へ持ち込んだ

こともあり、もう二度とここの会社は買わないと決めたのですが、

いざ手放すとなると寂しくて、泣きそうでした。

アメリカでの免許をとりたてで運転がめちゃくちゃぎこちない時期に

アメリカで初の職場の仲良し同僚たちを乗せて一緒にコーヒーを買いに

行ったこととか、オットとカリフォルニアまでロードトリップしたこととか、

息子が産まれる前にカーシートの取り付けをわくわくしながらしたこととか、

出産日に病院に向かう中で帰りは家族が増えているんだなって会話したこととか、

予想外の帝王切開になって傷がめちゃ痛い中オットが最上級の安全運転で

私と生まれたばかりの息子を乗せて家に帰ったこととか、

きのこが車酔いして私の洋服にげーーっと吐いたこととか、

ウエディングドレス着ながら家族も乗せて会場へ向かったこととか。

この車と過ごした約7年、振り返るとたくさんの思い出ができました。

今はもうオットと私だけではなくて、家族も増えて成長するこうちゃんの

大きさに合わせて車も大きくする必要があるなと感じていたこと、

これからのライフスタイルに合わせて今までの車では対応が出来なくなること、

など踏まえて私たちの人生のチャプターの一つが終わって、

新しいチャプターへ移るタイミングで車を買い替えることにしたのでした。

前の車で修理が多すぎたことがトラウマになって、今回も新車で修理が

全額カバーされるようにしました・・・

前の車でそんなことがなければ、中古でも全然いいと思っていたのですが、

あまりに新車で壊れることがあって、これで修理保証がなかったら一体

いくらかかっていたんだ?!という恐怖を味わいまくったので

保証様様です・・・

いくら保証があるといえど、今回は何度も何度も壊れませんように><

これからこの新しい子ともたくさんいい思い出が作れたらいいなと思います。