11/13/2016

アメリカの大統領選挙について思うこと 






多分知らない人はいないと思うんですけど・・・(当たり前だ


アメリカでは先日、大統領選挙がありましたね。

しばらく引きずって、かなり落ち込みました。

今でも、色んな記事や動画やツイートやInstagramのポストなどで

涙が出てきます・・・




政治の話は親しい人とはしても、そもそも詳しい訳でもないので

ブログで私が何かを言うのも、私のブログはそう言う場所じゃないとも思って

いるんですけど、今回のこれは、このままスルーできないと思っていて、

このままだと前に進めない気がするので、今日ここで思っていることを書いて

残しておこうと思います。


とは言っても、政治的に詳しいことは書きませんって言うか書けもしないんですけど。





結果を元に、これからは公に人種差別ができる!と思っている

クソどもが、いや、大バカ野郎多いようで。


特にターゲットにされやすい、ムスリムのヒジャブを着用した女性たちが

被害に合っていると、SNSなどで多々見ました。

本当に、本当に、悲しい。



私はすごく恵まれている方で、バリバリのBlue Stateに住めています。

アメリカの選挙結果の地図の青い州です。


そんな州にいるので、今まで特にアジア人だからって差別されることもないし、

アジア人いっぱいいるし、アフリカンアメリカンもいっぱい、メキシカンもいっぱい。

LGBTQコミュニティの人権も認められていて、それが普通だったので、

まさか、こんな結果になるなんて思っていなかったんです。

まさか、これらを否定するような人たちがこんなに多いとは思っていなかったんです。



もちろん、私がすっごくリベラルな州にいることも、中側とかの州に行けば

差別などが普通にあることも知ってはいたんですけど。

ですけど・・・





今まで安全だと思っていたこの場所でも、しばらくは私も夜暗い時には

1人で歩くのちょっと怖いな・・・



って思ったんです。




もちろん元々夜ものすごい遅い時間は出歩かないですよ。



だけど、9時とか10時とか、ダウンタウンだったら今まで

そんなこと考えもしなかったのに、私にも、起こり得るんだって。


私だけじゃないです。


きっと、アフリカンアメリカン、ヒスパニックなど有色人種、マイノリティの人たちは

一瞬でもそう思うはず。





今でも、シアトルではまさかそんなこと、起こらないだろう・・・って

思ってはいるんです。信じたいです。






シアトルにいる私でさえ少し不安になるのに、保守的な州にいるマイノリティの人々。


どれだけ怖い思いをしているんだろうかと思うと、

本当に悔しくて悲しくて、やり切れない気持ちになります。





こう言う気持ちって、自分がいざマイノリティになって見ないとわからないんです。





私が自分ですでに、ちょっとで歩く時間や場所とか考えないとなって思っていたら、

オットからも、ものすごく神妙な面持ちで話をされました。




大切なことだから、今話しておかないといけないと思う。

ワシントン州だから、まさかないとは思う。

思うけど、万が一私が誰かに差別をされて、暴言を吐かれたりしたら、

すぐに人のいるスターバックスなどに逃げ込んで、電話をするようにと。




オットでさえも、そんな心配をしなくてはいけないような結果や、

実際にすでに起こっている差別の数々。




自分の州は大丈夫。自分は大丈夫って思うかもしれませんが、

本当にこんなこと言うのも思うのも悲しいですが、

やっぱりしばらく歩く通りや、時間など気をつけて、

状況によっては1人で歩かないようにするなどしないといけないかもしれません。




もちろんみんながみんな差別するような人ではないし、

多くの人がそれを反対しています。

マイノリティを守ろうとする運動もされています。





私もこの結果から、しばらくずっと、私は何ができるだろうって考えています。

私が、大人たちが、次の世代の子供達に何が正しいのか、どうであるべきか

教えないとって思ったけど、


イジメはだめ、どんな人種も性別もみんな同じ人って教えても、


国のリーダがあれだし、あれを選んだのも国民だし、説得力がないんじゃ・・


とも思ったんですが。


やっぱり私はそれは正しくないと思うので。



こういう結果にならないように、次の世代の子供達に示して

いけたらいいなあって思います。



彼が発言していたことの数々、本当に、本当に私は賛成できません。



何を言っても、何をやっても、白人で、男性で、お金持ちなら許させるって、

そいういうもんなんだって、絶対に思いたくない。

し、思って欲しくない。







私は日本人なので、アメリカでの選挙権はないんですが、

これほど投票したいと思ったこと、今までないくらいしたかったです。


日本では許されていませんが、他の国では2つ国籍持てるところもあるんですよ。


日本もそうだったら、いいのになあ・・







自分の国ではないけれど、やっぱり何年も住むようになると

どんどん愛着(?)が湧いてきますね。

だからこそ、本当に悲しい出来事でした。








この写真が変わってしまう前に・・・ 記念。



アメリカって、子供が生まれてリクエスト(?)か何かすれば、

生まれた赤ちゃんに大統領から手紙がもらえるとか?

って聞いたことがあって、オバマ大統領からもらえたら最高だったんですけど

私には子供がいないので。


でも、生まれた年が初の女性大統領で、自分の子供宛の手紙をもらえたら

どんなに素敵だっただろうって・・・


はー・・・





でも、きっといつか!


いや、必ず4年後に!!


女性でも女性じゃなくても、尊敬できるリーダーが誕生することを祈って。









ね?ケイトも言っています。

私も諦めないから、みんなも諦めちゃダメってね。






ちなみにこれは大好きなカバー。








全部細かいこと書いたら、とんでもない量になってしまうので、

全然情報量とかは少ないんですけど、わかっていますので。


トランプ擁護するコメントとかまさかないとは思うんですけど、

あったら黙っていてください。


一切そういうコメントとかいらないんで。