6/27/2015

きみは赤ちゃん



Instagramでサバ美ちゃん見たさにフォローをした坂本美雨さん。
人柄も素晴らしくすっかりファンになり、
現在妊娠中の美雨さんがオススメしていたこちらの本。

私は妊娠中ではないのだけど、周りの妊娠・出産が年齢的にとても多く
私もいつかに備えて(?)買って読んでみました。

レビューの評価も高いし、みなさん爆笑とか感動とかとにかく面白そうだったので。


いやーほんと、買って大正解。

今まで川上未映子さんのこと興味なかったけど、
全てをキレイゴトにしないでドロドロの部分もり、
爆笑部分もあり(そうやって書けるってすごいと思う)、
何度も涙する箇所もあり。
すごく楽しく読めました。


まだ妊娠も出産もしたことないからあーだこーだ私が言うことじゃないのは
わかっているけど、自分の考えとして。

無痛はダメで自然で痛みを経験しなければ母親じゃない、みたいな考え嫌いです。

母親は子供が大きくなるまでは仕事を諦めて育児に専念しなければならない、みたいな考えも。



痛みを感じなければ母親になれないのであれば、
養子縁組という素晴らしい選択をした親は一体どうなるのって思うし。

他の手術で麻酔を使うななんて誰も言わないのに、出産に関してはダメだなんて
どういう理論でそういうことが言えるのか。


痛みが美学、我慢が全て 

みたいな考えをたとえあなたが持っていたとしても、それを他の人に
押し付けることは言ってはいけないと思う。




無痛だって、帝王切開だって、どれだって優劣なし。

どれも立派なお産だと思う。


それぞれ家庭にはそれぞれの都合や考えがあるんだし、
仕事に復帰したい・しなければならない母親に
あれこれ他人がいうのもどうかなーと。



妊婦さんとか新米ママさんとかきっと色々なことにセンシティブだろうし
他人の何気ない一言で結構傷付いたりしてしまうかもしれないから
相手を否定するようなこと言わないように、私も気をつけよう。





この本は女子ばかりが読むのではなくて、男性にもぜひぜひ読んでもらいたいなー。



パートナーが日本語読めるなら、むりやり読まさたほうがいいかも。笑